病院で行われる内科的な肥満治療ってどのようなもの?

すぐに胃を小さくする手術を行うわけではない

病院での肥満治療というと、たとえば手術によって胃の一部を縛って小さくし、あまり食べられないようにする、あるいは贅肉部分を機械で吸い出して余った皮は切除するといった外科的なものをイメージする人が多いかもしれません。確かにテレビのドキュメントに出てくる体重が200キロ以上あるような人は、そのような方法で減量することが少なくありませんが、通常、外科的な措置はあくまでも最後の手段であり、内科的な治療がまず行われることが多いです。

具体的にどのような治療なのかというと、まず、薬で食欲を抑制するという方法が挙げられます。肥満症患者の場合、自分の意思で食欲を抑えることが難しくなっているので、薬を使って抑えるわけです。

一週間程度のダイエット合宿のような治療もある

一週間程度入院して、低カロリー食を食べながら栄養士による指導を受けたり、器具を使って運動したり、あるいは心療内科の医師に過食してしまうストレスの心当たりなどを相談するという治療もよく行われます。病院を利用したダイエット合宿のようなものだと考えるといいでしょう。

一週間の治療で劇的に痩せることはほとんど期待できませんが、血圧や血糖値などをチェックしてもらい、太っている自分から目を背けることをやめて治療に向き合うのは、ダイエットのモチベーションにつながることが期待できます。

ちなみに、病院での肥満治療はすべて健康保険が適用されるのかというと、それはありません。BMIが肥満3度以上の高度肥満による治療、そして、既に肥満によって健康被害が出ている場合の治療のみです。体には一切、問題ないものの、病院の治療でダイエットしたいという場合は保険適用外になります。

肥満治療は医師を始めとしたプロの手によって行われる事から、体への負担が少ない範囲で着実に痩せる事ができます。